freee Seasonal Meetup 2021年10月「freeeと過ごす年末調整」

freee Seasonal Meetup 2021年10月「freeeと過ごす年末調整」開催レポート

10月27日(月)に、freee認定アドバイザー限定イベント「freee Seasonal Meetup」をオンラインにて開催しました。

freee Seasonal Meetup(通称:フリシズ)とは、freeeの旬な情報とちょっとした交流をお届けするイベントです。今回は「freeeと過ごす年末調整」というテーマで、freee認定アドバイザー2名が登壇。年末調整をfreeeで実施するメリットや、業務を効率よく進めるための工夫についてお話いただきました。

目次[非表示]

  1. 1.シンザカ会計事務所 新酒芳斗さん膨大な年末調整業務をペーパーレス・遠隔対応で乗り切るコツ
  2. 2.松田晃輔公認会計士事務所 松田晃輔さんfreee活用による年末調整をさらに便利にするツール
  3. 3.Meetup パート

シンザカ会計事務所 新酒芳斗さん
膨大な年末調整業務をペーパーレス・遠隔対応で乗り切るコツ

最初の登壇者は、昨年4月に開業してからわずか1年半でfreee5つ星アドバイザー認定を受けたシンザカ会計事務所 代表の新酒芳斗さんです。

freee Seasonal Meetup 2021年10月|シンザカ会計事務所 新酒芳斗 様

新酒さんは、「膨大な年調業務を乗り越えるためには、事前準備が欠かせない」と語ります。次にあげる3つの準備をシーズン前に済ませておくことで、繁忙期に慌てることなく業務を進めているそうです。


①お客様ごとの状況確認

お客様の年末調整対象人数やマイナンバー徴収状況などを、スプレットシート上で一元管理。担当者と確認進捗なども記載し、常に最新情報が反映されている状態にしている。

②タイムスケジュール策定

調整月、従業員への入力・資料提出依頼日と締切日については、事前に先方担当者と相談して決める。従業員が関わるスケジュールは、あらかじめ余裕を持たせておくことが望ましい。

③従業員への依頼前周知

従業員にいきなり入力と資料提出を依頼するのではなく、依頼日より前に年末調整の開始を予告する。このとき、大まかな流れやfreee人事労務の操作方法なども併せて周知しておく。


freee Seasonal Meetup 2021年10月|一緒に使う必須ツール

また、新酒さんは、膨大な年調業務を乗り越えるもう一つのコツに「freeeプロダクトの連携活用」もあげています。

freee人事労務に加えてfreeeマイナンバー管理とfreee申告も使えば、事前準備から年末調整業務、法定調書等作成、電子申告までを流れるように進めることができます。さらにfreee会計も活用すると、法定調書や支払調書の作成にかかる手間を減らせます。日々の取引を登録するときに適切にタグ付けをしておくと、各種項目を簡単に集計できて便利です。

freee Seasonal Meetup 2021年10月|こんなアドバイザーさんにおすすめ 年末調整を効率良く行いたい方<電子化・ペーパーレス>

freee Seasonal Meetup 2021年10月|こんなアドバイザーさんにおすすめ 年末調整を効率良く行いたい方<遠隔対応>

年末調整業務をfreeeプロダクトを使って実施することで、シンザカ会計事務所では全てのお客様に対して「電子化・ペーパレス化」 と「遠隔対応」を実現し、所内の業務効率化を促進しています。

ここまで聴いた参加者から「本当にすべての年末調整業務をペーパレス化できるの?」との質問を受けると、新酒さんは「ないですね」ときっぱり即答。設立2年目にしてここまで仕組みを整えていらっしゃることに驚きです!


シンザカ会計事務所(現:税理士法人アピロ)  新酒芳斗さん
freee認定アドバイザーページは こちら


松田晃輔公認会計士事務所 松田晃輔さん
freee活用による年末調整をさらに便利にするツール

続いての登壇者は、freee人事労務をリリース初期から活用している松田晃輔公認会計士事務所 代表の松田晃輔さんです。

freee Seasonal Meetup 2021年10月|松田晃輔公認会計士事務所 松田晃輔 様

年末調整をfreeeで行うことについて、松田さんは3つのメリットを感じていると言います。


①年末調整に関する情報を、freee人事労務やfreee会計、freee申告にも自動連携できる

freee人事労務を日頃から使っていれば、給与や賞与、その他従業員情報の一元管理が可能。年末調整のために入力する箇所が少なくなり、内容のチェックで終わることが多い。
年末調整結果は給与に反映されるとともに、給与を確定するとfreee会計にも反映される。また、法定調書の作成や源泉所得税の納付書にもfreee申告に自動連携されるので、申告業務もスムーズに行える。

②進捗状況がわかりやすい

freee人事労務の年末調整では、個人ごとの最新ステータスが一目瞭然にわかる。お客様先の管理者と同じ進捗管理画面を見ながら話ができるので、作業の進捗管理がしやすい。進捗管理画面から従業員へのリマインドメールを送れるのも便利。

③紙面管理する必要がほとんどない

freeeで年末調整を実施する仕組みにすると、これまで紙面で管理していた情報をデータで管理するようになる。個人情報管理の負荷を減らし、資料紛失等のリスクを回避するのに有効。


freee Seasonal Meetup 2021年10月|一緒に使う便利なツール ①ChatWork ②Dropbox

これら3つのメリットをさらに享受するために便利なツールとして、松田さんはChatworkとDropboxをあげました。

Chatworkは、日頃からお客様とのコミュニケーションツールとして活用しています。年末調整シーズンが近づくと、タイムスケジュール策定の相談や問い合わせ対応でやりとりする機会が増えるのだそうです。

Dropboxは、電子データの資料収集の円滑化をサポートします。「お客様が資料のアップロード方法に手間取らないよう、手順を事前に周知しておくことことが大切」と、Dropboxを使った資料収集のコツを教えてくださいました。

freee Seasonal Meetup 2021年10月|こんなアドバイザーさんにおすすめ ①紙面の管理をなくしたい ②会計事務所または顧客のマンパワーが足りない ③電子化及び自動化を推進したい

松田さんも新酒さんと同様に、電子化・ペーパレスを推進したいアドバイザーさんにfreee人事労務を活用した年末調整をおすすめしたいとのこと。さらに、「業務の自動化を進めるためには関連するfreeeプロダクトもぜひ一緒に使ってほしい」と話して、トークを締めくくりました。


松田晃輔公認会計士事務所 松田晃輔さん
freee認定アドバイザーページは こちら


Meetup パート

トーク終了後にはMeet Upを実施。参加者のみなさんは興味関心のある部屋に分かれて、新酒さんと松田さんそれぞれの話を詳しく聞いたり、アドバイザー同士の交流を深めたりしていました。

freee Seasonal Meetup 2021年10月|話したい部屋をお選びください

【トークテーマの例】

  • 年末調整の課題やヒント
  • freeeの導入・提案事情


今回も盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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