9月のfreee Seasonal Meetup テーマ:アプリストアやプロジェクト管理、スマート受発注

freee Seasonal Meetup 2021年9月「freee活用を便利にする周辺プロダクト」開催レポート

9月27日(月)に、freee認定アドバイザー限定イベント「freee Seasonal Meetup」をオンラインにて開催しました。

freee Seasonal Meetup(通称:フリシズ)とは、freeeの旬な情報とちょっとした交流をお届けするイベントです。今回は「freee活用を便利にする周辺プロダクト」というテーマで、freee認定アドバイザー2名とfreee社員2名の計4名が登壇。「freeeアプリストア」「freeeプロジェクト管理」「freeeスマート受発注」それぞれの便利な使い方や活用メリットを紹介しました。

目次[非表示]

  1. 1.仙波総合会計事務所代表 仙波洋平さん「freeeアプリストア」からおすすめアプリを紹介
  2. 2.フリー株式会社 武藤修平「アプリストア決済機能」リリースのお知らせ
  3. 3.深森公認会計士・税理士事務所 深森雅史さん「freeeプロジェクト管理」をクライアントとの報酬交渉に活用
  4. 4.フリー株式会社 村上偉織見積・発注・請求業務を効率化「freee スマート受発注」
  5. 5.Meetup パート

仙波総合会計事務所代表 仙波洋平さん
「freeeアプリストア」からおすすめアプリを紹介

最初の登壇者は、仙波総合会計事務所代表の仙波洋平さんです。仙波さんには、ユーザーとfreeeと連携するサービスが繋がるプラットフォーム「freeeアプリストア」に掲載されているアプリをいくつか紹介していただきました。

仙波総合会計事務所 代表 仙波洋平 様

ご紹介いただいた中で仙波さんが特によく使っているアプリが、「前受/前払入力アプリ」です。


【前受/前払入力アプリ】

freee会計で年額などの前受/前払を先日付で仕訳する際の+更新(登録済み取引の仕訳について、借方・貸方のいずれかの勘定を振替える機能)での登録を自動化できるfreee公式アプリ。無料。

freee会計で+更新を登録する場合、按分する回数分だけ+更新を登録する必要がありますが、前受/前払入力アプリを活用すれば一回の登録だけで完結できます。


仙波総合会計事務所では、クライアントがfreee会計に前払取引(または前受取引)を入力したことを確認したタイミングで、前受/前払入力アプリにて按分期間分の+更新を登録しています。このオペレーションを月次業務のチェック項目に含めているので、決算整理仕訳で前払費用(または前受収益)の計上に頭を悩ませることはありません。

オペレーションの流れ

また、freee会計の振替伝票で前払取引(または前受取引)を入力すると、発生と消込が分断されてしまうのに対して、前受/前払入力アプリで+更新の登録を自動化すれば、発生から消込までの流れを一覧で確認できるようになります。

仙波さんの話を聞いて「前受前払アプリは本当に便利!私も愛用しています」と共感する参加者の方もいらっしゃいました。前払費用が発生するクライアントが1件でもいるという方は、前受/前払入力アプリを使ってその便利さを体感してみてください。


freeeアプリストアの詳細は こちら
前受/前払入力アプリの詳細は こちら

仙波総合会計事務所 仙波洋平さん
freee認定アドバイザーページは こちら 


フリー株式会社 武藤修平
「アプリストア決済機能」リリースのお知らせ

2021年7月、freee APIを活用したアプリをfreeeアプリストア上で有料販売できる「アプリストア決済機能」がリリースされました。

フリー株式会社 武藤修平

アプリストア決済機能を通して開発者に経済的なインセンティブを与えることによって、各種課題解決の提案やアプリ改善のスピードアップが期待できます。また、利用者はアプリのトライアル利用から契約、決済までをfreeeアプリストア内で完結できるようになります。

「アプリストア決済機能」とは

freeeアプリストアの制度設計を手がけるAPIプラットフォーム部の武藤修平は、「アドバイザーのみなさんが日々の業務やユーザーとの関わりの中で感じている課題は、開発者にとって新たなアプリを開発するアイデアの種になりうる」と明言。「freeeをもっと便利にするためのアイデアがあれば、ぜひ私たちに教えてほしい。一緒に便利なアプリを作りましょう」と参加者に呼び掛けました。


アプリストア決済機能の詳細は こちら


深森公認会計士・税理士事務所 深森雅史さん
「freeeプロジェクト管理」をクライアントとの報酬交渉に活用

続いて、深森公認会計士・税理士事務所代表の深森雅史さんに「freeeプロジェクト管理」のユニークな活用方法を紹介していただきました。

深森公認会計士・税理士事務所 深森雅史 様

freeeプロジェクト管理は各種カレンダーツールと連携できるので、簡単に工数を入力することができます。深森さんは毎日、業務がひと段落したタイミングでfreeeプロジェクト管理に工数を入力しながら1日の業務を振り返っているそうです。

さらに、深森さんはfreeeプロジェクト管理を使ってクライアント単位でタスクの実績や収支を把握し、その情報をクライアントとの報酬交渉に活用されています。デモ画面を見せながら、具体的な使い方を説明していただきました。

こんなアドバイザーさんへおすすめ

工数を追加する際には、「プロジェクト」にクライアント名を、「業務内容」にタスクの内容を入力します(画面左)。そうするとクライアント単位でタスクの所要時間の割合が円グラフで表示されるので、視覚的に生産時間と非生産時間の実績を把握できるようになります。このデータが交渉材料の一つとなるため、クライアントに業務改善の提案や翌年の報酬アップ相談をしやすくなるのだそうです。

クライアントごとに算出される着地予測(画面中・右)は、事務所経営の戦術策定にも役立ちます。実際に深森さんは、この予測を踏まえて粗利率が低いクライアントとの契約を見直したり、粗利率が高いクライアントにプラスアルファのサービスを提供して翌年の報酬を上げたりするといった施策もしていらっしゃいます。

深森さんご自身も、もともとは報酬交渉をうまく進めるにはどうすれば良いか悩んでいたと言います。そんな深森さんが試行錯誤の末にたどり着いたfreeeプロジェクト管理の活用方法は、同様の悩みを抱える会計士や税理士の方々にとって大いに参考になりそうです。


freeeプロジェクト管理の詳細は こちら

深森公認会計士・税理士事務所 深森雅史さん
freee認定アドバイザーページは こちら 


フリー株式会社 村上偉織
見積・発注・請求業務を効率化「freee スマート受発注」

最後に、アドバイザー事業部マーケティングマネージャーの村上偉織が「freeeスマート受発注」を紹介しました。

フリー株式会社 村上偉織

一般的な受発注業務では、書類の作成や回収、管理など多くの作業が発生します。これらの面倒な作業をなくすために、freeeスマート受発注では発注者と受注者がクラウド上で共同で情報を編集できるようになっています。

freee スマート受発注とは?

freeeスマート受発注を利用すると、以下3点のメリットを得ることができます。

  1. 見積書/発注書/請求書の転記が不要になる
  2. 発注内容に紐づくやりとりを一覧で確認できる
  3. freee会計と連携させて、書類作成から入金/支払確認までを一連の流れで管理できる

利用するまでの流れ

freeeスマート受発注上での情報入力と編集は、発注者と受注者のどちらが行っても問題ありません(上の画面は、主に発注者が情報を入力し、受注者が入力内容を確認する場合の流れ)。事務所とクライアントがfreee受発注サービスを利用する場合、受注者である事務所側が情報を入力し、発注者であるクライアントが内容を確認するというフローで使うのがよいでしょう。

アドバイザーのみなさんは、freeeスマート受発注をクライアントとのやりとりだけでなく、クライアント以外の取引先とのやりとりにも活用できます。また、クライアントが業務委託先や取引先とのやりとりを効率化するのにも役立ちます。受注者と発注者ともに無料で利用できるので、興味を持った方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。


freeeスマート受発注の詳細は こちら


Meetup パート

トーク終了後にはMeetupを実施。参加者は興味のあるトークテーマを選んでルームに移動し、トーク登壇者も交えてざっくばらんに語り合いました。


話したい部屋をお選びください

【トークテーマ例】

  • こんなアプリが欲しい!
  • もっと詳しく!freeeプロジェクト管理を使った報酬交渉術
  • freeeスマート受発注の活用アイデア
  • サクセスマネージャーと語るfreee導入・提案事情


今回も盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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