証憑突合の負担を軽減!法人クレカ「freeeカード Unlimited(アンリミテッド)」を活用した証憑回収の効率化

LOOK UP ACCOUNTING

代表 米満建太郎様

事務所規模:10名
所在地:東京都世田谷区
課題:業務効率化
freeeが提供する法人向けクレジットカード「freeeカード Unlimited」には、導入のハードルが低い、証憑の回収を容易にする、などいくつもの利点があります。

この記事では、同カードを顧問先に積極的に推奨しているLOOK UP ACCOUNTINGの米満建太郎代表に、そのメリットや顧問先へ導入する際の工夫などについて話を伺いました。

証憑回収の催促が不要になり、工数削減と漏れの防止につながる

――貴事務所の特徴について教えてください。

米満建太郎さん(以下、米満):弊所は2023年に私が東京都世田谷区に設立した事務所で、現在、Big4出身、ベンチャー企業出身、上場企業出身等、多様な経験を持つスタッフが働いています。freee会計は設立期から利用しており、事務所のメイン会計ソフトとして利用しています。

弊所では経営者の皆様が直面する課題に対して、進化し続けるIT技術を駆使しながら、素早くかつ効率的な支援を行っています。
私たちの使命は、経営者の皆様と共にビジネスの新しい領域を切り開くこと。そのために、私自身をはじめ弊所のメンバー全員が、信頼性が高く、それでいて専門家特有の堅苦しさとは対照的な柔軟なサービスの提供を目指しています。

――freeeカード Unlimitedを知った時の印象を教えてください。

米満:一言で言うと、「freeeっぽいな」という印象でした。どこがfreeeっぽいかと言うと、どれだけきれいに証憑を集められるか、というところが整理されていた点です。個人的には「この点がいちばん付加価値が高いな」と思ってサービス開始当初に導入を決め、今ではすでに10社以上の顧問先にfreeeカード Unlimitedを提案しています。

――freeeカード Unlimitedのどんな点がいちばん良いのか教えてください。

米満:顧問先にいちばん説明しやすいのは、証憑の通知機能です。

freeeカード Unlimitedはカード決済後、その場で写真を撮影し証憑を提出することで、証憑と利用明細が自動的に紐づきます。 そのためカード利用者に証憑提出の催促をする必要がなくなり、証憑回収の手間を削減できるのです。これが他のクレジットカードにはない一番のメリットだと思っています。

――freeeカード Unlimitedを導入する前に抱えていた課題はありましたか?

米満:freeeカード Unlimitedを導入する前は、証憑回収に苦労していました。特にクレジットカードについては、顧問先がなかなか証憑を集めようとしてくれませんでした。振込の請求書や領収書はしっかり取っておいてくださっても、クレジットカードとなると「明細があればいいんでしょう?」という認識でいたり、自動引き落としが頻繁なあまり漏れが発生したりするケースもありました。
そこで「freeeカード Unlimitedを使うとメールやSlackに通知が自動で飛んできますので、写真を送ってくださいね」といった説明をし、証憑を収集する意識を高めるようにしたのです。

――証憑の回収において、催促ばかりして顧問先に嫌がられることもありそうですが?

米満:証憑が集まらない状況で、ただ「ください」と催促するばかりでは、クライアントさんの負荷だけを増やす結果になってしまいます。まずは「どうして集まらないのか」顧問先の立場で考え、不明点をヒアリングするのが大事です。その中でもし顧問先の集め方に課題があるのなら、そこも一緒に提案すべきだと思っています。その点、freeeカード Unlimitedは集め方の課題も解決してくれるので、一つの強力な提案材料になっていますね。

新規の顧問先か、乗り換えの顧問先かで提案の仕方を変える

――新規の顧問先へはfreeeカード Unlimitedをどのように勧めていますか?

米満:新規の顧問先は、経理の自動化に対して最も感度が高いと感じています。契約の際には、自動化のためにfreeeカード Unlimitedをお勧めし、同時に同カードを持たない場合のデメリットを説明します。

顧問先の中には「新規開業の会社だからクレジットカードは持てないですよね」と気にされる方もいますので、その方には「freeeカード Unlimitedは、freee会計で銀行口座を自動連携することで、その金額の入出金をベースに与信が組まれるので、新規法人さんでもカード発行のハードルはとても低いですよ。」という話をさせていただきます。

――会計事務所を乗り換えて貴事務所に来た顧問先についてはいかがですか?

米満:やはりこちらも「証憑の回収の負担を減らしていきましょう」という話になりますね。ただ、乗り換えの顧問先のほうがfreeeカード Unlimitedを導入するハードルは格段に高くなります。

なぜなら、すでにクレジットカードをお持ちで、色々なところで支払方法として登録しているからです。それらをすべて切り替える手間が発生しますので、クレジットカードの切り替えは抵抗を示される傾向にあります。それでも証憑の通知機能などについて説明すると、切り替えの手間を上回るメリットを感じて興味を示してくださる顧問先もいらっしゃいます。

――ほかにも抵抗を示されるケースはありますか?

米満:顧問先からよく言われるのは「クレジットカードのポイントが減る」ということです。これに対して私は、ポイントを取るか、作業にかかる工数を取るかという話をします。

また「まずはセカンドカードとして持ってみませんか?」と提案すると、発行してくださる方もいらっしゃいますね。特定の店舗では使えないカードもありますし、複数枚のカードを使い分けることは顧問先さんも慣れていらっしゃることが多いです。

課題解決の提案がしやすく、顧問料の増額を助けてくれるクレジットカード

――同カードの導入により、ほかにもメリットはありましたか?

米満:弊所では基本的に顧問料をクレジットカード払いでお願いしています。しかし、新設法人の方は法人カードを持っていなかったり、作ろうとしても審査が通りにくい傾向にあったりして、我々の業務プロセスの中でちょっとしたネックになっていました。

freeeカード Unlimitedは我々事務所を介して審査を受けることで、新設法人でも発行しやすいというメリットがあります。その点を顧問先に伝えることで、クレジットカードの発行を促進することに繋がりますし、我々の請求業務や債権管理業務を削減できるようにもなりました。

審査の詳細まではわかりませんが、実際にここ数ヶ月間に紹介した顧問先は、新設法人の方も含めて皆さん発行できていますね。

――同カードの導入により、顧問先とのやり取りにおいて、どの程度の工数削減に成功しましたか?

米満:大きな会社様ですと、これまで6時間かかっていた証憑の確認作業が4時間くらいに減った感覚です。

さらに弊所の従業員は各自の裁量でfreeeカード Unlimitedを顧問先に提案しているので、私からすると「事務所の業務が勝手に楽になっている」という感覚を持っています。

弊所では、一定のレベルまで業務の標準化は進んでいると自負しています。freeeカード Unlimitedの導入にあたっても、提案用のトークスクリプトを所内でまとめているので、私以外の従業員も無理のないかたちで提案できています。

その背景には、私が常日頃から伝えている言葉があるかもしれません。「作業をするだけの人間の報酬には限りがあるが、作業を整える(フローを作る)人間の報酬は何倍にも増えるので、あなたは後者になりなさい」と従業員にはよく伝えているのです。

――同カードの導入により、従業員の働き方に変化はありましたか?

米満:はい。もともと顧問料などについては、従業員たち自身で顧問先と交渉してきてほしいと思っていました。現在は財務コンサルティングやコーチングなどを行い、顧問料アップを目指そうと話しています。

私は提供価値を増やして顧問料の単価を上げるには、顧問先の課題を言語化することが重要だと考えています。会計事務所は、顧問先に課題がなければ仕事をもらえません。そのため各担当者には、顧問先との日々のコミュニケーションを通して見つけた課題を言語化し、提案することが大事だと伝えています。

freeeカード Unlimitedは、クレジットカードの証憑が集まらないという顧問先の顕在化している課題を解決できるため、事務所の従業員が改善提案をするハードルがぐっと低くなりました。この提案をきっかけに、従業員がその担当先の固有の課題を言語化し、改善に向けた提案ができるようになり、ひいては顧問料の増額につながっていくと信じています。

――最後に、freeeカード Unlimitedを他の会計事務所にお勧めするとしたら、どんな点がイチ押しでしょうか?

米満:やはり証憑の回収が楽になる点ですね。私は顧問先に、「freeeカード Unlimitedを導入せずに今までのやり方を続けても損をするだけですよ」という提案をしています。

証憑回収の機能以外にも、新設の法人でも作りやすいというのは大きな強みです。特に、外国の方は日本で法人を作りにくいですし、法人を設立しても銀行口座を作れないなど、色々な問題を抱えています。もちろん、クレジットカード発行に関するハードルは高いため、freeeカード Unlimitedの話はまさに渡りに船だと思います。

freeeカード Unlimitedは顧問先の工数を減らせるので、顧問先により喜ばれることに加えて、会計事務所側の工数も減ってWin-Winになることのできるカードです。また、会計事務所の目線でもう一つ言えば、所長だけでなく従業員にとっても提案しやすいです。これらがfreeeカード Unlimitedの一番の特長と言えると思います。
――本日は貴重なお話をありがとうございました。


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