新人の教育コストを限りなくゼロにし、事務所全体のITリテラシーを底上げする「freeeデータ化サービス」

五十嵐経理事務所

税理士 宮腰力様

事務所規模:11名
所在地:新潟県新潟市
課題:業務効率化、組織マネジメント
新潟県で約70年の歴史を持つ老舗の会計事務所があります。五十嵐経理事務所です。税理士を含め30名のスタッフが在籍する同事務所は、昨年夏にfreeeデータ化サービスを試しに導入したところ、業務の平準化や属人化の排除といった同サービスの本質的な価値を実感し、顧問先への導入を加速させています。

同事務所の3代目にあたる税理士の宮腰力さんに、freeeデータ化サービスを導入した前後に生じた事務所の変化について伺いました。

70年の歴史を持つ事務所 特長は依頼を断らない柔軟さ

――貴事務所の成り立ちについて教えてください。

宮腰力さん(以下、宮腰):弊所は私の祖父が開業した事務所で、2026年で70周年を迎えます。祖父は90歳を超えていますが、まだまだ元気で今でも所長として弊所で働いています。事務所の規模は、4名の税理士を含め計30名です。

――どんな特徴のある事務所ですか?

宮腰:会計業務だけではなく、頼まれたことは断らないという点が特徴として挙げられます。例えば補助金の申請や、給与計算のようなバックオフィス的なことも、依頼があれば手掛けさせていただきます。

ここ数年の出来事としては、コロナ禍の中、事業再構築補助金をはじめ、自治体の各種補助金の申請代行をしたことがお客様に喜ばれました。お客様の売上の減少率などを把握していたので、実現性のある計画立案と確実な申請を行い、お客様の事業に寄与できたと評価しています。

またバックオフィスのデジタル化を進めたいお客様にfreee会計を導入するサポートを行い、制度設計から抜本的に改善したことなどがお客様から好評を得ています。




freeeデータ化サービスで教育にかける時間がほぼゼロに

――freeeデータ化サービスを導入する前、貴事務所にはどんな課題がありましたか?

宮腰:会計業界には、確定申告や決算が重なってしまうタイミングがあります。その際、そちらに作業の時間を取られるので毎月行っているルーティン業務ができなくなったり、スピードが落ちてしまったりしていました。freeeデータ化サービスを利用することで、その点が大きく改善できたと思います。


――その課題をどのように改善できたのか、具体的に教えていただけますか?

宮腰:例えば今年の確定申告の時期に、弊所に新しい所員が入りました。通常、所員を採用すると新たに業務を教える必要があります。会計ソフトの使い方や仕訳入力の仕方、資料整理の仕方などです。ところが繁忙期に入った所員には、多忙であるが故に教える時間が取れないのです。

freeeデータ化サービスを導入していると、領収書や通帳のスキャンなど、特に専門的なことを教えられなくても新入所員は業務を進めることができます。なにせスキャンをしてデータを送るだけですから。事務所としては、入所直後の教育コストが減っただけでなく、最初に誰にでも可能なスキャンのような作業ができたのは良かったです。1件のお客様にかかる時間を短縮でき、他のお客様にも手が回る状況になったと思います。

加えて、freeeデータ化サービスを使うと2営業日後くらいにデータが返送されてきます。この2日間を利用し、別の作業ができるのも魅力の一つだと前向きに捉えています。


――データを手入力する際、スタッフごとに入力のスピードが違うと思いますが、freeeデータ化サービスを使うことで属人的なものを排除でき、業務が平準化できるといった利点もありますか?

宮腰:あります。ベテランのスタッフは慣れていて、もともと入力のスピードがとても速いのですが、キャリアの浅いスタッフはfreeeデータ化サービスを使うことでスピードアップでき、救われる部分が大きいと思います。業務の属人化をなくすうえで、また業務を効率化するうえで、freeeデータ化サービスはとても有効な選択肢です。

クラウドツールやデータに対する苦手意識が薄まった

――freeeデータ化サービスを知ったきっかけと、その時の印象を教えてください。

宮腰:freeeの営業担当から教えていただいたのが、知ったきっかけです。「業務の属人化をなくしませんか?」という提案だったと記憶しています。弊所がfreeeの認定アドバイザーになったのは6年前ですが、積極的にfreeeを活用できていないことを課題に思っていたので、2023年の夏にfreeeデータ化サービスを試験的に導入してみました。

――導入した決め手を教えてください。

宮腰:スタッフの入れ替わりが重なった時期に、新人に仕訳を打たせるよりもfreeeデータ化サービスを使って作業をうまくさばいてもらうところに注力しようと考えたことが導入した決め手です。

――サービスの導入前後でどんな変化がありましたか?

宮腰:作業時間の短縮につながっています。所員たちはfreeeデータ化サービスを活用して自分の時間を確保し、他の作業に充てるなど上手に使っています。

同サービスを導入したことで、スタッフのマインドにも変化が生じています。以前はお客様から1ヶ月分の資料を回収してきて、自分で一からすべての会計データを起こしていくというのが基本的な作業のスタンスでした。そのため、データ化ツールを活用して、データを丸ごと取り込んだり、一部をデータ化して取り込み、残りを自分で入力したりすることに苦手意識を持つスタッフもいました。

取り込んだデータが正しいものかどうかわからないので、自分で一から十まですべて作ったほうがチェックしやすいというのが苦手意識の主な原因です。ところがfreeeデータ化サービスを使うと、CSV形式でデータを取り込んだ後に自動連携ができたりするので「これは便利だな」と捉え方が変わってきたのです。

「ITツールを使うことで業務を改善していく」という方針がスタッフの中で腑に落ちたのでしょう。その後はfreeeデータ化サービスを積極的に使うようになりました。今は弊社が使っている他社製の会計ソフトにデータを読み込ませているのですが、「そもそも会計ソフトをfreee会計にしたほうが早いんじゃないの?」という意見も出てくるくらい、弊所にとって必要不可欠なものになってきています。



――他の会計事務所にfreeeデータ化サービスをお勧めするとしたら、どんな点がイチ押しでしょうか?

宮腰:弊所に限らずどこの会計事務所も同じだと思いますが、自分や所員のために慣れている会計ソフトを使い続けたいという想いがあります。慣れているだけに操作も速く、使い続けたい気持ちはよくわかります。

ただ対外的には時代の流れに即してクラウドサービスを使える体制も整えたい、という相反する想いがあるのです。freeeデータ化サービスが、クラウドサービスに段階的に慣れていくためのソリューションとなり、この相反する想いをどちらも実現できると思っています。

freeeデータ化サービスを使うと、仕訳入力がもっと早くできることに気づき、「ベストソリューションは他にもあるのかもしれない」と思考が外に向かいます。その先にfreee会計をはじめとするサービス群があることを知れる。この点がいちばん大きいと思います。

最近は弊所のある新潟県でも、インターネットバンキングやクレジットカード決済などを使うお客様が増えてきています。今後はよりクラウドツールを使える体制である必要性が高まると思うので、freeeのサービス群を知り、適したものを取り入れていくスタンスが重要だと考えます。

新潟でいちばんITに強い事務所を目指して

――今後の目標や将来の夢を教えてください。

宮腰:若いスタッフも増えてきましたので、「新潟でいちばんITに強い事務所」として、長所を打ち出していきたいと思っています。冒頭で申し上げたとおり、弊所は祖父の代から続く事務所で、私が3代目になります。

古くからお付き合いのあるお客様の中には、デジタル化が進んでいないところが少なくないので、その促進をサポートできるような事務所にしていきたいと思っています。もちろんfreeeを使ったデジタル化になるでしょう。

――会計ソフトを変えるのは、すでに冷蔵庫を持っているお客様に新しい冷蔵庫を勧めるような難しさがあると聞きます。

宮腰:使い慣れた会計ソフトを別のソフトに置き換えると、一時的に業務のスピードが下がると思います。その時に大切なことは、我々が初期設定を手伝ったり、アフターフォローを提供したりすることで、導入のハードルを下げることです。目標とする「新潟でいちばんITに強い事務所」というのは、そういうフォローアップも含めてお客様本位のサービスを提供できることを意味します。
――本日はお忙しいなか、貴重なお話をありがとうございました。

五十嵐経理事務所

新潟県新潟市
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