小林所長: 「ある時、『必ずしも同期できなくても、AIを活用すれば便利になる』と気づきました。そこで、連携が難しいお客様には、まずアプリで領収書や通帳の写真を撮って、ファイルボックスにアップロードしてもらうことから始めたのです。データとして受け取れれば、私たちの側で効率的に処理できますから。」
この「同期」に固執せず、「freeeデータ化サービス(※)」やAIを活用するという広い視野で業務を捉え直したことで、お客様への協力依頼もよりスムーズになりました。
※freeeデータ化サービス:領収書、通帳、クレジットカード明細、現金出納帳など紙証憑のデータをお預かりし、1~2営業日で画像の内容をテキストデータに変換します。データはfreeeにインポートして納品します。
小林所長: 「まずは関係性の深い顧問先から、『私たちが楽になるので、お願いします!』と正直に伝えました(笑)。幸いにも協力的な方が多かったです。」
そして、すべてのお客様に同じレベルを求めることはしませんでした。
「まず写真を送ってもらう」→「それができたら次は口座同期を検討してもらう」というように、お客様の状況に合わせて段階的に進めていくことが、移行を成功させる秘訣だとお二人は語ります。
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